通販で蜂の子を購入するときの注意点

食品として販売されている蜂の子を購入する場合

生の蜂の子を購入できる時期を知ろう

食品として販売されている蜂の子には、加工されていない生のものと、佃煮などに調理されたものがあります。
蜂の子を佃煮にした缶詰などは、一年を通して気軽に購入することができます。
これに対して生の蜂の子の場合は、蜂の産卵などの時期の関係で、9月頃から販売されて約1~2カ月で完売してしまうのです。
このため、生の蜂の子を購入する場合は、この時期が過ぎないうちに注文をすることが大切です。
生の蜂の子を販売している業者によっては、早いと8月頃から予約の受付を開始します。
ですから、生の蜂の子を確実に購入したいとお考えの方は、8~9月頃から販売業者のホームページをまめにチェックすると良いでしょう。

蜂の子のサプリメントを購入する場合

栄養価が高い生後21日目のオス蜂が使用されているかチェックしよう

品質の良い蜂の子のサプリメントを選ぶためには、事前にどのような蜂が使用されているのか確認することが大切です。

蜂の子は、タンパク質などが豊富で栄養価が高いといわれていますが、特に栄養価が高い蜂の子は生後21日目のオス蜂です。
その理由は、オス蜂の働きにあります。
オス蜂は、女王蜂が長生きして沢山の卵を産めるように、交尾の際に栄養を注入する役割を担っています。
このためオス蜂は、メス蜂と比べて多くのローヤルゼリーや蜂蜜、蜂花粉を混ぜた餌などを食べているのです。

そんなオス蜂が蓄え続けた栄養が最高潮に達するのが、羽化する寸前である生後21日目です。
生後22日目以降は羽化が始まるため、蓄えていた栄養分は羽の成長のために使われます。

蜂の子のサプリメントを販売しているメーカーによっては、独自の蜂巣箱と生産方法で希少な生後21日目のオス蜂のみを大量に生産し、サプリメントに使用されています。
こういった蜂の子のサプリメントを選ぶことで、より高い栄養を効率よく補給することができるのです。

品質管理が徹底されているかチェックしよう

養蜂場で蜂の子を取り出すと、蜂の子が空気に触れて変質してしまいます。
また、時間が経過すると、蜂の子自らの酵素で分解されて腐敗が始まります。
このように、蜂の子は非常にデリケートな食材です。

蜂の子のサプリメントを販売しているメーカーによっては、提携している養蜂場の近くに専用のクリーンルームを併設し、そこに蜂の子を巣板ごと運んで取り出しています。
その際も、専門の技術者が慎重に蜂の子を取り出し、すぐに冷凍保存されています。
これにより、細菌の繁殖を防いで品質が維持されているのです。

蜂の子のサプリメントを選ぶ際は、このような品質管理が徹底されているものを選ぶと良いでしょう。
また、購入する前にメーカーのホームページを見て、蜂の子の品質管理がどのようにして行われているか確認することをお勧めします。
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